壱岐島四十二社巡り-1

壱岐島四十二社巡り

日本最古の歴史書とされる古事記。その序章には夫婦神、伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の「国生み神話」があります。夫婦神は後に日本となる8つの島をつくったとされ、5番目に生まれたのがここ、伊伎嶋(壱岐島)です。古事記では天比登都柱(アメノヒトツバシラ)とも呼ばれています。「柱」とは天地を結ぶ交通路という意味。つまり壱岐島は、天と地を繋ぐ架け橋の役割を担っていた、そう考えられているのです。このように、神様ととても縁の深い場所である壱岐。法人登録されたものだけでも150を超える数の神社が、島のいたるところに点在しています。山奥にひっそりと建つものや、海のそばに建つもの。数々の神社は、この島に住む人たちにとって日々の暮らしの一部であり、心のよりどころとなっています。とりわけ、各地区を見守る氏神様が祀られた42の神社は、地域の人々に愛され、守り継がれてきました。そんな島の神社を巡れば、きっと壱岐の魅力に気づくはず。さあ、あなたも神秘の空気に満ちた壱岐島で、神様の息吹を感じてみませんか。いざ、神様の住む島へ。

四十二社巡りマップ

いざ、神様の住む島へ

島を巡る、4つの神の路へ。
風、海、里、山。数々の絶景と共に、神の息吹を感じ、心身を整える旅へ出かけましょう。
風の路 ~心地よい島の風に吹かれて~

海岸から強い潮風が吹く「風の路」は、芦辺港から島の中心に向かい、その後、島北部にある神社を巡るルート。
島民の生活になじみ深い壱岐の代表的な神社・住吉神社や、約300体の石猿が並ぶ男嶽神社を巡ります。
途中には、全国的にも有名な月讀神社も。
海の路 ~透き通るような海の青~

波音を聞きながら海岸線を走る「海の路」は、芦辺港から美しい海を横目に南下し神社を巡るルートです。
かつて一支国の王都として栄えた原の辻遺跡や、干潮時にしか参拝できない小島神社。
白く巨大な鳥居が目を引く白沙八幡神社など、数多くのフォトスポットが待っています。
里の路 ~人情と天然温泉の温かさ~

郷ノ浦港から勝本町にかけてのびる「里の路」。神功皇后と関わりが深い爾自神社の東風石や聖母宮を巡ります。
道中の湯本には1500年以上も前から湧出していたとされる温泉もあり、神社巡りの疲れを癒すのにぴったり。
壱岐の有名スポット・猿岩もこのルートです。
山の路 ~山頂から望む壱岐の姿~

島内で一番高い山・岳ノ辻を行く「山の路」。郷ノ浦港から途中に岳ノ辻をはさみながら、数々の神社を巡ります。
壱岐の一の宮である天手長男神社もこのルート。
岳ノ辻の展望台から眺める島の風景の美しさもさることながら、燃えるような夕焼けも見逃せません。

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