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背中に哀愁を漂わせて

猿岩

黒崎半島のさらに先端にある高さ45mの海蝕崖の玄武岩。そっぽを向いた猿にそっくりで、気紛れな自然の造形に驚かされる。壱岐島誕生の神話によると、「壱岐の国は生き島である。神様が海の中でこの島をお産みになったとき、流されてしまわないようにと八本の柱を立てて繋いだ。その柱は折れ残り、今も岩となって折柱(おればしら)といわれている」とある。その八本の柱のひとつが猿岩である。駐車場脇には郷ノ浦町のアンテナショップ「お猿のかご屋」がある。

場所 郷ノ浦町新田触  マップ表示

アクセス 郷ノ浦港から車で20分

猿岩

日本神道発祥地の威厳

月読神社

古事記では伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が天照大御神の次に産んだのが月読命(つくよみのみこと)とされている。京都の月読神社は、487年壱岐の県主(あがたぬし)の先祖忍見宿祢(おしみのすくね)が壱岐から分霊したもので、ここは神道の発祥の地とされる。県道に面した鳥居から、桧林の中を急な石段の参道がつづく。鬱蒼として昼なお暗く神秘的なたたずまいを見せる。

場所 芦辺町国分東触

アクセス 芦辺港から車で10分

月読神社

『魏志倭人伝』に記された「一支国」の世界がよみがえる

一支国博物館(いきこくはくぶつかん)

中国の歴史書『魏志倭人伝』に「一支国(いきこく)」と記された壱岐。古代日本を物語る貴重な資料が島内から多数出土しているが、これらを一堂に展示しているのが一支国博物館である。世界的建築家、故黒川紀章氏がデザインを手掛けており、周囲の山並みに沿って曲線を描く天然芝の屋根が印象的。国指定特別史跡「原の辻遺跡」を望む丘の上に建ち、常設展示室では東アジア(中国・朝鮮半島)と日本の歴史を比較することで、グローバルな視点から壱岐の通史を紹介している。展示資料は約2,000点あり、そのうち100点の実物資料に触ることもできる展示演出は全国的に珍しいため、来館者に好評だ。また、弥生時代の「一支国・原の辻」を表した巨大ジオラマと160体のミニチュア人形は、当時の生活の様子が活き活きと再現されており、子どもにも大人にもわかりやすい。この博物館は長崎県埋蔵文化財センターを併設しているため、子どもたちが発掘模擬体験などできる「キッズこうこがく研究所」や、豊富な出土品は「オープン収蔵庫」として高さ5mのガラス越しに公開するなど新しい試みを取り入れて多機能な施設として親しまれている。
■喫茶スペースあり
■ホームページ:http://www.iki-haku.jp/
■入館料 : 個人・一般400円、高校生300円、小中学生200円
団体(20人以上)・一般320円、高校生240円、小中学生160円
壱岐市民・一般300円、小中高生無料
年間パス1,000円
■開館時間 : 午前8時45分〜午後5時30分 (最終入館午後5時)
■休館日 : 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)、12/29〜31
■TEL:0920-45-2731

場所 芦辺町深江鶴亀触515番地1

アクセス 郷ノ浦港・芦辺港から車で20分、印通寺港・壱岐空港から車で10分

最寄のバス停 一支国博物館(施設に直結)

一支国博物館(いきこくはくぶつかん)

美しい砂浜を歩こう

筒城浜海水浴場

日本の快水浴場100選に選ばれた壱岐随一のビーチ。白くてきめの細かい砂浜は、約600m続き、遠浅で波も穏やかなため、夏にはたくさんの海水浴客で賑わう。キャンプ場やバーベキュー広場、テニスコート等の施設が整備された筒城浜ふれあい広場と隣接しており、壱岐の夏で一番賑わうスポットとなる。
■設備 : シャワー、トイレ

場所 石田町筒城東触

アクセス 印道寺港から車で10分

筒城浜海水浴場

壱岐国一の宮の格式

天手長男神社

祭神は天忍穂耳尊(あまのおしほみのみこと)、天手長男命、天錐女命。 137段の苔むした石段を上り詰めると山頂に社殿がある。所々に極彩色の装飾が残っており、昔の栄華が偲ばれる。 脇のお堂には島外からも産着が奉納されていて、子どもの無病息災を願われている。 また、ここから出土した石造弥勒如来坐像には延久二年(1070)の銘があり、日本で三番目に古い石像として国の重要文化財になった。

場所 郷ノ浦町田中触

アクセス 郷ノ浦港から車で10分

天手長男神社

『魏志倭人伝』一支国の王都

原の辻遺跡

紀元前2〜3世紀から紀元3〜4世紀にかけて形成された大規模な多重環濠集落で、芦辺町と石田町にまたがる台地上を中心に、東西、南北ともに約1km四方に広がっている。平成7年、原の辻遺跡は『魏志倭人伝』の中の「一支国」の王都と特定された。発掘調査途中のため、古代史を書き換えるような発見が相次いでいる。最近では人面石が話題になった。ムンクの絵のようなユニークなもので、3〜4世紀に作られたもの。また棹秤(さおばかり)に用いる錘(おもり)らしきものも出土し、事実だとすると7世紀とされていた度量衡整備が、さらに400年以上もさかのぼることになる。平成12年に弥生時代のものとしては国内3カ所目の国特別史跡に指定。■URL:http://www.harunotsuji.org/index02.html

場所 芦辺町・石田町

アクセス 芦辺港から車で10分

原の辻遺跡

お土産買うならココ!

壱岐いき名産品市場

一支国博物館からすぐの物産販売所。
壱岐銘菓や海産物、民芸品まで様々な名産品が販売されている。
喫茶スペースも設けられており、ちょっとした休憩にも利用できる。
また、夜は特設舞台で壱岐夜神楽の公演も。(※季節限定)
同施設内で、火起こしや勾玉作りなど、弥生人の生活を体験することができる。
TEL・FAX0920-45-2116

場所 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触1092-5

最寄のバス停 原の辻遺跡

家型の棺は寝心地よさそう

掛木古墳

6世紀末〜7世紀前半の築造。円墳で、墳丘の直径は約30m。県下で唯一の「くり抜き式家形石棺」を持つ古墳として有名。大きな石をくり抜いて造ってあり、屋根の形をした蓋も同様の作り方である。壱岐風土記の丘の歴史散策コースの一つ。

場所 勝本町百合畑触

アクセス 郷ノ浦港から車で15分

掛木古墳

鬼ヶ島伝説の舞台へ

鬼の足跡

郷ノ浦町の西端、牧崎の先端にある。玄武岩の海蝕崖の絶壁上に広がる草原に、ぽっかり開いた周囲110mの大穴。これは途方もなく長い時間をかけて波が浸食した海蝕洞の先端部が、陥没してできた穴である。壱岐を代表する景観で、地元では、大鬼のデイが鯨をすくい捕るために踏ん張ってできた足跡で「鬼の足跡」と呼ばれている。この時のもう片方の足跡は勝本町辰ノ島の蛇ケ谷にある足跡である。牧崎の海岸に突き出たにんまり笑うゴリラ岩が愉快だ。

場所 郷ノ浦町渡良東触牧崎  マップ表示

アクセス 郷ノ浦港から車で15分

鬼の足跡

壱岐の神社の総帥

住吉神社

祭神は底筒男神(そこつつおのかみ)、中筒男神、表(うわ)筒男神、相殿に八千戈神(やちほこのかみ)で、明治4年、国幣中社に列格。壱岐唯一の官社となった。神社のある幡鉾(はたほこ)川源流域は、古代より神聖な場所である。神殿は鬱蒼とした樹叢の中にある。境内の神池から発見された神鏡17面は、大陸系のもの12面と和鏡系のもの5面。絹本着色高野四社明神像など平安から室町時代の貴重な文化財がある。12月、壱岐神楽のフィナーレを飾る大大神楽が奉納される。

場所 芦辺町住吉東触

アクセス 芦辺港から車で10分

住吉神社
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壱岐市観光協会 長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦281-6 TEL.0920-47-3700 FAX.0920-47-5302