地元ライター発信!壱岐旅ブログ
良い酔い、キャンプ時間。ゆるっと楽しむ壱岐島キャンプのススメ
屋台やビアガーデン、BBQ、キャンプなど、外でご飯を食べたりお酒を飲むと、いつもよりちょっと美味しく感じます。普段飲んでるビールでも、なんだか味が違うように感じるので不思議です。
そんな外飲みの雰囲気が大好きな私。移住してからは、家の前に七輪を出してちょい焼きしてみたり、友人たちとBBQをやったり、近所の海を眺めながらビールを楽しんだりしています。
今回は、壱岐でゆるっと楽しむ外飲みの1つである「キャンプ飲み」と、壱岐のキャンプ場について紹介したいと思います
掲載日:2023年06月28日
ライター:高田のぞみ
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移住してから、壱岐にキャンプをしに来る方や、キャンプを楽しんでいる地元の方を良く見かけるようになりました。
周りに影響され、「せっかく壱岐にいるならキャンプがしたい!」と思うようになったのですが、私の記憶は小学校の家族キャンプで止まっているため、機材や知識がほとんど無く、自分たちだけでキャンプをするのはハードルの高さを感じていました。
そこで、壱岐でキャンプの設営・機材レンタルなどを行なっている、「野天宴クラブ」さんにご協力いただき、キャンプの楽しみ方や壱岐のキャンプ場について、実際にキャンプをしながら教えていただきました。
壱岐のキャンプ場とそれぞれの特徴
壱岐にはキャンプの出来る場所が、筒城浜ふれあい広場キャンプ場、串山キャンプ場、少弐公園キャンプ場、壱岐出会いの村の4箇所あります。キャンプ場は海に隣接しており、海を眺めながらのキャンプを楽しめます。また、キャンプエリアのすぐ側まで車で行けるので、荷物をすぐ降ろせるのも便利です。
では、それぞれどんな場所なのか教えていただいたので紹介していきます。
◆筒城浜ふれあい広場キャンプ場
白砂が美しい筒城浜に隣接したキャンプ場で、綺麗な芝生なのでテントの設営がしやすく、芝生スペースも広いので子どもが安心して遊べる場所です。炊事場やトイレも綺麗なので、初心者の方にもオススメです。宿泊利用の料金は1人400円、テント1棟 1泊 2,500円で、事前予約をオススメします。
◆少弐公園キャンプ場
玄界灘を一望出来る、ロケーションがとても良いキャンプ場。遊歩道が整備されているので、隣接している少弐公園や竜蛇神社などの周辺散策も楽しめます。こちらも芝生が綺麗に整備されているのでテント設営はしやすい場所ですが、風が強い場所なので注意が必要です。宿泊利用の料金は無料で、事前予約は必要無いです。
◆串山キャンプ場
ビーチが目の前にあり、4つのキャンプ場の中では1番海が近い場所です。海を1番近くに感じることが出来るので、夏は海水浴を楽しみながらキャンプが出来ます。宿泊利用の料金は無料で、事前予約は必要無いです。
◆壱岐出会いの村
コテージや宿泊棟などの施設が併設しているキャンプ場。さまざまなアクティビティや体験メニューもあります。島の西側に位置しているので、夕陽がとても綺麗です。眺望が良く遮る物も無いので、4つのキャンプ場の中で海の見え方が1番広いです。宿泊利用の料金は1人300円で、事前予約が必要です。
良い酔い、キャンプ時間
壱岐のキャンプ場について色々と教えていただいたので、早速ゆるりと楽しむ「壱岐キャンプ」を体験したいと思います。
ということで、まずはビールでカンパーイ!
まだ日も暮れないうちに、外で飲むビールは最高ですね。話に花が咲き、お酒も進みます。
おつまみにさつま揚げを焼きつつ、次はやっぱり壱岐焼酎。「炭酸で割って楽しむ本格麦焼酎」がコンセプトの、イキボール(玄海酒造)をもちろん炭酸割でいただきます。
炭酸割りということもあり、麦の爽やかな香りが鼻を抜けます。また、さらりとした口当たりなのでグイッと飲めちゃいます。カリッと焼いたさつま揚げの香ばしい香りがまた良く合います。
イキボール、キャンプの定番ドリンクになりそうです。
さつま揚げの次は焼き椎茸。シンプルだけどこれがまた焼酎に合います。
カサの内側にツユが滲んできたら醤油を1回しして、熱いうちにいただきます。肉厚な椎茸だったので、一口噛むごとに口の中にジュワッと椎茸の旨味と香りが広がります。
さて、日が暮れお酒も進んだところで、今回のメインディッシュのすき焼きを作っていきます。
「キャンプご飯って、火を起こしたり材料の準備や片付けが大変そう...」と思っていたのですが、ガス台やコンロを使えばその手間も無くて良いですね。
野天宴さん曰く「家で作れる料理は、キャンプでも大体作れますよ。蒸し料理や揚げ物、パンを焼いたりも出来ますよ。」とのこと。キャンプに対して、勝手にハードル高いなと感じていたけれど、もっと気軽に、そしていろんな楽しみ方が出来るんだなと思いました。
すき焼きに合わせたいのは、やっぱり日本酒。ということで、壱岐の日本酒のよこやま SILVER 超辛7 純米吟醸 生(重家酒造)を合わせてみました。壱岐は麦焼酎発祥の地ということもあり、焼酎が有名なのですが、日本酒もあるんです。スッキリとした飲み口ですが旨みがあり、すき焼きに合わせても良い感じでした。
お腹も満たされたので、最後はOMOYA GIN(重家酒造)を飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごします。
夜も更けてきたので、それぞれのテントに戻り、おやすみなさい。楽しい時間と良い酔いになりました。
ゆるっと楽しむ壱岐島キャンプのススメ
今回は野天宴クラブさんにご協力いただき、キャンプの楽しみ方や壱岐にあるキャンプ場について教えていただきました。自然豊かな壱岐で楽しむキャンプは、最高の時間になりました。そして実際にキャンプを体験してみて、想像していたよりも力を抜いて気軽に楽しめるということが分かり、キャンプを身近に感じることが出来ました。
「壱岐でキャンプを楽しんでみたいけど、キャンプグッズは持っていない」という方も、キャンプ場によってはグッズのレンタルがありますし、野天宴クラブさんでも手ぶらキャンプメニューがありますので、ぜひ気軽に楽しんでみてください。
◆野天宴クラブ
\\𝙉𝙄𝘾𝙀 𝘾𝘼𝙈𝙋!//を合言葉に、CAMPの場で最高の宴を開催。手ぶらCAMPも受付中。2022年 NCAJキャンプインストラクター取得。
インスタグラム:@noten_utage