地元ライター発信!壱岐旅ブログ
カメラがとらえた壱岐の素顔
〜7人の写真家が切り取った島の日常~前編
壱岐島の魅力は、観光スポット?グルメ?海?
それらだけじゃない。もっと奥深くて、何気ない場所や瞬間にこそ、この島の“素顔”が宿っていて、魅力にあふれているのではないでしょうか…
今回の島旅ブログでは、壱岐島で活動する7人のカメラマンをご紹介します。
彼らの視点で切り取られた風景には、観光パンフレットには載っていない、日常のきらめきや静かな時間、そして島に生きる人々や動物たちの姿が映し出されています。
カメラマンの視点から見る壱岐は、観光客にとって「新たな気づき」や「旅のきっかけ」となり、地域の人々には「自分たちの島の再発見」を促してくれると思います。
今回紹介する写真は、見慣れた風景を新しいまなざしで見つめ直すきっかけになることでしょう。
掲載日:2025年05月09日
ライター:壱岐旅編集部
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プロローグ
同じ道を歩いて、同じ風景を見ているはずなのに、レンズを通すとそれはまるで違う世界になる。
ある人の写真には、静かな朝の光が宿っていて、
またある人の写真には、風の気配や季節のうつろいが映っている。
彼らは、ただ風景を撮っているのではなく、そこに流れる時間や、感じた感情、心に残った一瞬を写しているのだ。
―写真を通して、私たちはその人の世界に触れる―
見慣れたはずの島の景色が、なぜか初めて見るもののように感じられるのは、その一枚に“誰かの想い”が宿っているからかもしれない。
前編では、まず3人のカメラマンをご紹介。
それぞれがどんな想いでシャッターを切り、どんな瞬間に“壱岐らしさ”を感じているのか、
写真とともに、島を愛するカメラマンたちの言葉にもぜひ耳を傾けてみてほしい。
📸Takuyaさん
壱岐島で生まれ現在に至るまでずっと壱岐島で育ってきた生粋の壱岐人。写真撮影に目覚めたのは約4年前。
YouTubeの動画を見てミラーレスカメラに興味が湧き購入。風景写真をメインに、他に生き物も撮影しています。
📸髙田望さん
東京都出身 ― 長崎県壱岐市在住 写真の専門学校を卒業後、作品制作をしながらフォトグラファーとしても活動。イベント撮影やオークション会社のカメラマンなどを経て、2020年に壱岐市へ移住 2020年4月〜2023年3月まで壱岐市地域おこし協力隊として、写真撮影、SNS運用、チラシ・冊子デザイン、企画運営などを行う。退任後は、「ついでdesign&Photo」というクリエイティブユニットを組み、フォトグラファーとしてイベント撮影や行事撮影、ポートレート、商品・プロダクト撮影を行っている。主な個展として、「日々の傍らに(Juna21,Nikonサロン)」がある。
📸JUMPEIさん
静岡県から移住。壱岐島を拠点に福岡、佐賀、東京などで広告写真をメインに活動。ウェディングや動画、CM撮影なども手掛ける。
エピローグ
今回紹介した3人のカメラマンたちのまなざしを通して見えてきた、壱岐という島の豊かさと奥行き。
風景の中に宿る感情や日常の中にある特別な一瞬は、そのすべてが写真という形で、私たちに壱岐の魅力を語ってくれる。
1枚の写真が、旅のきっかけになるかもしれない。
あるいは、見慣れた風景を“宝物”に変えてくれるかもしれない。
カメラマンたちが写した壱岐の姿は、きっと、あなた自身の壱岐の記憶と重なり、
まだ見ぬ景色への扉をそっと開いてくれるはず。
後編もお楽しみに…