地元ライター発信!壱岐旅ブログ
ぽかぽか日和におでかけ「壱岐あじさいパーク」
5月中旬から7月中旬まで、長く私たちを楽しませてくれるあじさい。
「壱岐あじさいパーク」には、園長の下條さんが2011年頃から自宅の周りに植え始めたのをきっかけに、現在60種類以上のあじさいが約10,000株が植えられています。
みんなに喜んでほしいと、2021年から一般開放しています。日々手作りで進化しているこの園には、休日子ども連れのファミリーでにぎわっています。
なぜそんなに人気なのか?あじさい以外の楽しみ方があるからでしょう。
今回は、島民にも観光客にも愛される「壱岐あじさいパーク」のあじさい以外の魅力をまとめてみました。
掲載日:2025年05月12日
ライター:壱岐旅編集部
0 VIEWS
「観光農園 壱岐あじさいパーク」とは
梅雨の花「あじさい(紫陽花)」の美しさと花期の長さに魅了された園主の下條さんが、自宅の周りに植え始めたのがきっかけでできた「観光農園 壱岐あじさいパーク」。
より多くの人に喜んでほしいと、2021年より一般観覧できるように解放し、2022年より「観光農園 壱岐あじさいパーク」としてリニューアルオープンしました。
園長の手作り遊具は最高に楽しい
「作りたいものも、やりたいこともたくさんあって時間が足りん!」と笑いながら話す園主の下條は、遊び心満載♪
「どっか遊び行ったときに『これいいな!』ち思ったもんは、帰ってすぐに作ってみると」
その言葉の通りに、園内にはトーテムポールやハンモック、壁画などなど、様々な種類の作品が点在しています。まるで遊園地に来たかのようです。
園内を歩いてまわると、あれもこれもある!とワクワクします。
動物にも触れあえる。見たことない珍しい鳥も…
かわいいウサギや元気なニワトリをはじめ、逆毛ちゃぼやヒメウズラなど、聞いたことも見たこともないような珍しい動物がいます。取材時(2025年3月)にはウサギと鳥の赤ちゃんがいました!運が良ければそのかわいい姿を見ることができるかもしれません。
また、その動物たちの小屋はもちろん、下條さんの手作りです。カントリー調のアメリカンな小屋は、まるでどこかに旅行しているような気分にさせてくれます。
ウサギの餌やり体験をすることもできます。ご希望の方は、カフェで餌をご購入ください。
カフェでちょっと一息
散策が終わってほっと一息。遊んでいる子どもを見守りながらほっと一息。
パーク全体を見渡せるテラスで、カフェメニューがいただけます。
おすすめは、ニワトリ小屋でうまれたての卵を使ったオムライスとミルクセーキ♪濃厚な卵の味を感じることができます。また、子どもにとっても、命をいただくという実感がわきやすいのではないでしょうか。
もう少し温かくなると「あじさいフロート」もおすすめ。あじさいカラーのきれいなグラデーションを楽しみながら美味しくいただけます。
本格的な設備にビックリ!木工ろくろ体験
木工場に入ると1番はじめに目に入るのは、ズラリと並ぶ本格的な機械と道具たち。
大人でも触ったことのないような機械を使って、木皿や一輪挿しなどの木工作品を作ることができます。下條さんが丁寧に使い方を教えてくれて、最後の仕上げもしてくれます。木くずで服が汚れないように、ジャンパーも貸してくれるので、心配いりません。
削ってザラザラする木の表面も、やすりをかければビックリするほどツルツルになります。「これ、本当に手作り?」と疑ってしまうような美しい作品がみなさんも作れるはず!自分で作ったお皿で食べる料理はさらにおいしく感じますよ。旅の思い出作りに、体験学習の一環に、ぜひ挑戦してみてください。
ほかにも楽しみ方いろいろ
ほかにも夏にはブルーベリー収穫体験、秋にはいも掘り体験などの味覚狩り体験をはじめ、桜やツツジなどのあじさい以外の季節のお花見をすることもできます。下條さんの趣味で集められた昭和のレコードやおもちゃ、雑貨、バイクも多く飾られており、思い出の博物館に来ているかのようです。
見どころ満載の壱岐あじさいパーク、ぜひ行ってみてください。
Column

観光農園あじさいパーク
住所 〒811-5523 長崎県壱岐市勝本町片山触966
営業時間 9:00~17:00 駐車場 あり
入場料 大人/300円、小・中学生/200円、幼児以下/無料 *10名以上団体割引有り*島民は 9/1~3/31 まで無料