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癒しの時間。壱岐のきれいな海と白い砂浜~小学生の歩き方~

  • 8月の海

    8月の海

家族4人で移住してからもうすぐ3年になる私たち。

娘は6年生になり、来春には中学生です。
そんな娘に「もしも、壱岐のことを知らない友達に壱岐の魅力を教えてあげるとしたら?」と質問しました。
その答えには、私にはまだ見えていなかった壱岐がありました。

今回はそんな娘との会話から始まった壱岐の魅力について書いていきます。
 

壱岐の好きなところ?やっぱり1番は「海」

娘からの回答は、

「やっぱり海かな!!」

と迷いのない返事。

家族も全員うなずきます。

特に私たちが住んでいる石田町の海は遠浅のビーチで、とても透き通っています。
波も穏やかなので、小さな子どもでも海水浴を楽しむことができます。
娘も私たちもそんな海での時間が大好き。
何度行っても、海に着くと「わぁー綺麗ね~」と一同。

海に行ったらパパと弟はすぐ、生き物がいないか気になって海の中に夢中になります。
その間、娘はビーチ遊びです。

きめの細かな白い砂浜には、"幸せの貝殻"と呼ばれるピンク色の『ベニ貝』や『さくら貝』を見つける事ができます。
また、ゴロタ浜に行けばブルーやエメラルドグリーン、そして時には珍しいゴールドのシーグラスなんかも探す事ができます。

「誰が一番多く見つけられるか競争ね!」と急にスタートするシーグラス探し。
なんてことないガラスのカケラで遊びになります。

ハイシーズン以外の海では、あまり人を見かけません。私たち家族だけの貸切状態になることがほとんど。
このロケーションをプライベートビーチ感覚で遊べることに毎回驚いています。

海を眺めていると「はぁ〜!」と大きく息を吐く娘。
海で深呼吸をするとスッキリすることも知ったようです。

海がある町で暮らすようになって、春夏秋冬そして朝昼晩と、それぞれの海での経験がありました。
ここからは私たちが感じている海の魅力を、写真と一緒に紹介していきたいと思います。

一年でいちばんキラキラに感じる春の海

春の海はだんだんと空が高くなり、歩いていると気持ちのいい風を感じます。
海にも小魚が泳ぎ出し生命感が出てきます。
海藻の周りや岩陰から魚たちが、顔を出しては隠れたりと、とてもかわいいです。

春は一年で一番穏やかでキラキラしています。

夏といえば海

夏は海の家もあり、ビーチは活気に溢れています。
カラフルなパラソルや浮き輪、海の家、楽しそうな音楽も聞こえてきます。

少し歩くと暑くなりますが、海に飛び込めば子どもたちは何時間でも平気で遊んでいます。
30分しか時間が取れなくても、暑い日は海に入り、涼みに行くのが定番になりました。

夜の散歩はビーチが暗くて足元が見えにくいです。
暗闇の中、大勢のカニが右往左往していて、踏んでしまわないかと飛び跳ねながら歩きます。
足に当たりそうになって「きゃー!」と叫びながら歩くのも、おもしろハプニングです。

秋にはまた静かな海に

秋の海は、あんなに賑わっていたビーチも静かになり、貸切状態に戻っています。
海水はまだ11月まで暖かいので素足になってチャプチャプ足をつけて散歩することも。

月夜の中での散歩は、虫の声と波音のハーモニーで哀愁があって、
おしゃべりのない、静かな空間が心地よく感じます。

中秋の名月の時には、ビーチでお団子を食べるのが家族の行事になりました。
昼間のように明るく砂の一粒一粒がはっきり見えます。

照らされたビーチで太陽の暖かさを感じる冬

冬の海は北西の風が吹いていますが、大きな岩などの風裏で楽しめます。

柔らかい日差しと温められた岩やビーチはとても気持ちいいです。

ウミネコやカモメなどの海鳥も羽休めしています。


夜は空気がとても澄んでいて星空が一番綺麗な季節。

星の数がとにかく凄いです。流れ星もちらほら見えて、願い事を唱えながら星座観察をして楽しんでいます。

海で過ごした思い出を形に

季節を問わず、海に行くとすることは貝殻とシーグラス集めです。

壱岐のビーチには小さくて可愛い色と形をした貝殻がたくさんあります。
そんな貝殻をフォトフレームやシーキャンドルに仕立てられる工房があります。
石田町にある『工房如月』さんです。

先日、娘も体験してきました。

自分たちでは見つけることのできなかった綺麗な貝殻や海藻など沢山の中からパーツを選んで飾っていきます。
優柔不断な娘は「どれにしようかなー」と選ぶことも楽しんでいました。
迷った時は丁寧に教えてもらいながら満足のいくフォトフレームが完成しました。
みなさんも、壱岐島を感じる特別な作品を作ってみてください。
 

海遊びのあとの「足洗い場」

最後に、海遊びといったら“遊んだ後の砂問題“があります。
子供を遊ばせた後、帰りの車に砂を持ち込んだり汚れるからと「海遊びを躊躇している」という話はよく聞きます。

石田町にある3つのビーチにはトイレと足洗い場があります。(以下の写真は全て12月)

●筒城浜海水浴場管理等(筒城浜の一番南側 トイレ2階に自動販売機。夏季のみ。)

海遊びをすると、終わった後の砂落としや洗濯物が増えますが、自然の中で、いかにも楽しんできた表情を見ると苦になりません。

時には、大きな声を出すために海へ出かけることもあります。
海に向かって「おーい!」と叫んでいると勝手にみんな笑顔になって帰ります。

海では各々に楽しんでいる時間を愛しみ、心地よく時が流れていることに気づきます。

皆さんも是非、それぞれの季節の壱岐の海を愉しんでみてください。

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