壱岐島唯一のクラフトビール醸造所 ISLAND BREWERY-1

壱岐島唯一のクラフトビール醸造所 ISLAND BREWERY

クラフトビール醸造所がこの壱岐島で令和3年5月にグランドオープン!
その名も『ISLAND BREWERY(アイランドブルワリー)』!!
創業130年以上の老舗酒蔵「原田酒造」が、歴史ある酒蔵をリノベーションし、”魚に合うビール”づくりに挑戦しています。
造り手の想いや創意工夫が詰まった個性あふれるビールが勢ぞろい!
新鮮な海の幸に壱岐牛…壱岐ならではの美食とともに、壱岐発のクラフトビールをご堪能あれ。

住所 〒811-5501 長崎県壱岐市勝本町勝本浦249
電話 0920-42-0010
営業時間 10:00~22:00
料金 クラフトビール各種400円~
イカリングフライ、フィッシュフライ、ポテトフライ、フィッシュ&チップス、壱岐牛サイコロステーキ、イカの丸茹で、等々

壱岐島唯一のクラフトビールブルワリー誕生!

麦焼酎発祥の地としても知られる壱岐島。この地で唯一のクラフトビール醸造所が誕生しました!
町の中心で造り酒屋を営んできた原田酒造が、かつて使用していた築130年以上の酒蔵を改装。趣ある外観や建具などはそのままに、タップルームを併設したクラフトビールの醸造所として生まれ変わりました。
タップルームのカウンターでは、醸造所の発酵タンクを眺めながら、常時5~7種類の造りたてのビールとともに、地元の人気居酒屋や商店街と連携したフードメニューも楽しめます。

歴史ある酒蔵の新たな挑戦

原田酒造は、1888年に創業された130年以上の長い歴史を持つ老舗酒造所です。創業者の原田卯八郎氏は地域の公共事業のため身を尽くした人物であり、時代によっては薬局を兼ねたり、アイスキャンディーを販売したりと、町の暮らしに欠かせない存在でもありました。
1984年まで焼酎や日本酒を製造し、それ以降は酒販売を営んでいましたが、5代目・原田知征社長が地域活性化のため約37年ぶりにお酒造りを再開しました。

原田社長「壱岐では焼酎や日本酒が造られているからビールもあるとおもしろいなという考えがずっと前からあって、自分でやろうと思ったのが2年半前でした。壱岐の売りは夏の海と壱岐牛、魚。そういった場所で、壱岐でできたビールを飲めたら最高じゃないかと。また、周辺のお店から勝本の商店街をもっと盛り上げたいという声もあり、人が集まるきっかけづくりになればと考えていました。」

ロゴマークは漁師町である勝本町ならではの漁船の放電灯をモチーフとしており、「みなとやゲストハウス」の店主にデザインを依頼してできたもの。町を照らし、島を盛り上げる場所にするという思いが込められています。

壱岐食材を使用したオリジナルビール!

ISLAND BREWERYのコンセプトは『日本一魚に合うクラフトビール造り』です。
また、ビールの原料である麦芽やホップは海外産ですが、壱岐ならではのビール造りにこだわる原田社長は、当初から壱岐産の食材を取り入れることを考えていました。
また、料理も町内の居酒屋さんと連携して提供したり、ビールの製造過程でできる麦芽の粕を牛の餌にしたりと、島内で様々なつながりが構築されています。
7月現在、販売されているビールは6種類で、それぞれ個性的な香りと味わいが魅力。
壱岐の食事とともにビールの飲み比べを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ISLAND BREWERYのフラッグシップビール「ゴールデンエール」

・アルコール度数:4.5度
・麦芽:Pilsner
・ホップ:Merkur・Citra
・IBU:17
※IBU=International Bitterness Units(国際苦味単位)ビールがどれくらい苦いのかを示すもの。数値が高いほど苦みが強い。

「魚に合うビール」をコンセプトに造られたISLAND BREWERYのフラッグシップビール。壱岐焼酎にも使われる白麹を使用しビール特有の苦みは抑えられているため、ビールがちょっと苦手という人にもオススメです。柑橘系のホップ「Citra」を合わせているため、柑橘のすっきりとした味わいのビールとなっており、魚はもちろん様々な料理にピッタリ!

クラフトビール好きに愛される「IPA」

・アルコール度数:6.5度
・麦芽:Pilsner・CaraHell・CaraPils
・ホップ:Merkur・EL Dorado・Mosaic
・IBU:60
IPAとは「インディアン・ペール・エール」の略称で、ホップを通常の4倍ほど使用したビールです。IPAは本来苦味を好む人が多いですが、ISLAND BREWERYのIPAは苦味より香りを楽しんでいただくことに重点を置いて造られています。日本で製造されているラガー系のビールでは味わえない、フルーツのような豊かな香りが広がります。

壱岐産の柚子と白麴をふんだんに使った「ゆず麹エール」

・アルコール度数:5.0度
・麦芽:Pilsner・CaraHell
・ホップ:Merkur・Citra
・IBU:17
壱岐産柚子の皮・果汁と白麴を贅沢に使用しており、華やかな柚子の香りが広がります。ゴールデンエール同様に苦味は控えめ。で、白麹によってほどよい酸味と麦芽由来の甘さ、柚子の香りが料理を引き立てでお食事も進みそう。柚子は冷凍保存しているのでオールシーズン味わうことができます。

苦みと香りを楽しむ「BROWN IPA・DDH BLACK IPA」

・アルコール度数:6.0度
・麦芽:Pilsner・CaraPils・Meranoidin・ExRoast
・ホップ:Merkur・Ekuanot・Mosaic
・IBU:70
ローストした麦芽を使用しており、香ばしさとビターな風味が特徴的。麦芽を多く使用することで味わい深いビールとなっています。
DDH BLACK IPAはBROWN IPAと同じ麦芽・ホップを使用していますが、ドライホップ(※1)を2回行っており、より香りと苦味が強くなっています。
店内のメニュー表には『ヤバいビール』と記載されており、飲んでみるとIPAのようにフルーティな風味。であまり苦くないのかも…と思っていたら、ジワジワと他のビールでは味わえない苦味が感じられます。苦いビールが好きな人、新しい刺激を受けてみたい人にオススメ!

(※1)ドライホップ:発酵・熟成中にホップを追加しビールの香りや苦味を追加する工程のこと

※「BROWN IPA 」は終了しました。

新商品!壱岐産イチゴを使用した「イチゴビール」

7月から壱岐産のイチゴを使用したイチゴビールが新たに登場!強い酸味とイチゴの香り、甘味が揃ったサワービール(※2)です。

ISLAND BREWERYがオープンして間もなく、新しいビール開発を計画している中、壱岐で採れる食材をリストアップした際にイチゴに着目!!
実は本記事の筆者の実家がイチゴ農家であり、5月から出荷されない規格外品のイチゴを受け取りに原田社長にお越しいただいていました。イチゴを使ったビールはどんなものなのか親子共々楽しみにしていたため、完成に近づいているビールを見た時は感銘を受けました。
取材時に「多少形が悪いイチゴであっても、ビールでは形にこだわらないため、普段捨ててしまうようなものも原料として扱っていけるのはウィンウィンだ」と原田社長が仰っていた通り、小さすぎたり形が悪い物は家で食べてしまいます。しかし、こうしてビールとなって多くの方に味わっていただけることは、イチゴ作りを手伝っている立場としても感慨深く、どんな人が飲んでくれるのだろう、飲んだらどんな反応があるのか…非常に楽しみです。

まだまだ新しいビール造りを計画中のようで、島の魚介類や、ゆず麹エールの別バージョンなどを考えているとのこと。今後も独自のビールを造っていくISLAND BREWERYにワクワクしかありません!


(※2)サワービール:乳酸発酵させた麦汁をアルコール発酵することで酸味が生み出されたビール

※「STRAWBERRY SOUR ALE」は終了しました。

ISLAND BREWERYの最新情報はこちらから!

ISLAND BREWERYではYoutubeチャンネル、ホームページでの情報発信、さらにSNSではビールができるまでの工程からオリジナルグッズ、開発中のビールの情報まで公開されています。

各種SNS

見どころ満載!勝本町の観光スポット

ISLAND BREWERYがある勝本町には様々な観光地が点在。店舗の向かいにはゲストハウスLAMP壱岐、壱岐牛バーガーが人気のモカジャバカフェ大久保本店やうに丼が人気のお食事処 海神(わたつみ)、辰の島遊覧クルーズができる勝本漁協観光案内所も徒歩圏内の距離にあります。
その他にも勝本町は、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に築いた勝本城跡、イルカとのふれあいやカフェ・BBQなどの様々な楽しみ方ができるイルカパーク&リゾートなど、魅力あるスポットがいっぱい!しま旅を満喫できること間違いなしです。

伝統的焼酎にNEW WAVE!

最近、壱岐ではリキュールや日本酒、クラフトジンなど伝統的な焼酎プラス新しい流れが来ています。今後も壱岐のお酒の情報をお見逃しなく!!

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