地元ライター発信!壱岐旅ブログ

パワースポットだらけの壱岐島で、御利益があるものを買おう!

  • パワースポットだらけの壱岐島でお守りを買いたい!-0

壱岐島内には神社庁に登録されているだけでも150社以上の神社があります。人口24,000人ほどの小さい島に神社が密集しています。
「神々が宿る島」、「パワースポットだらけ」、「顔を上げれば神社がある」、「神社密度No.1」なんていう方もいます。
そんな島に来たら、「お守りやお札など御利益があるものを買いたい」ですよね。
壱岐島在住、ライター兼農家の嫁の田口が、お守り、厄除け置物、お札、などの一押し品を紹介します。

 

「聖母宮」の金運お守りや大漁旗

壱岐島の北東部、漁師町の勝本町一帯をお守りする「聖母宮(しょうもぐう)」
ご祭神は息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)など。息長足姫尊は神功(じんぐう)皇后の別称です。


神功皇后における有名な逸話は「三韓出兵」。
神功(じんぐう)皇后が朝鮮半島へ出兵し、広い地域(新羅、百済、高句麗)を服属下においたと古事記や日本書紀に記されている伝承です。
このことから「航海安全」や「勝負事」に御利益があるとされています。
地元の漁師さんの多くが、参拝する神社で、勝本町に停泊している漁船のほとんどに大漁旗が飾られています。

また三韓出兵時には神功皇后のおなかには赤ちゃんがいて、帰国後無事に応神天皇を生んだということで「子宝」や「安産」のご利益があるとされています。
働く女性の先駆者といっても過言ではないとわたしは思います。

さてさて、この「聖母宮」で注目のご利益ものは
・金財勝宝と書かれた「金運守」。黄金に輝くお守りを財布に入れると金運アップが期待できます。
・勝本漁師たち愛用の「大漁旗」。もちろん船を持っている方は少ないと思いますが、人生という荒波での航海安全を願ってお部屋に飾るのもいいですね。

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めでたい黄金色のじゃがいもを使ったスイーツやバーガーを食べよう。

めでたい黄金色のじゃがいもを使ったスイーツやバーガーを食べよう。

聖母宮から車で5分、辰の島遊覧船の乗船所に併設されたカフェ「ヒヨリミテラス」。めでたい黄金色のじゃがいもを使ったスイーツとバーガーに注目です。
壱岐島内収穫した「壱岐黄金(こがね)」というじゃがいもは、皮をむくと思わず「黄色っ」と言ってしまうような濃い黄色の中身が特徴。

2024年1月新発売のスイーツ、「黄金モンブラン」モンブランでいう栗をじゃがいもにしたスイーツです。ほんのり甘く、ホクホク感があるジャガイモクリームが美味しかったです。
そして壱岐黄金と勝本産のイカを合わせてコロッケをバンズで挟んだ「黄金イカッケバーガー」。いかとジャガイモがコロッケになったというイカッケ!じゃがいもの自然な甘さとイカのうまみがコロッケがバーガーに合います。

ここでしか食べられないめでたい一品。ぜひ食べてみてくださいね。

ヒヨリミテラスについてはこちらから

あのインパクト大「塞神社」ではオモシロお菓子はいかが?

郷ノ浦港から歩いて15分。お土産屋さんや飲食店が立ち並ぶ、郷ノ浦の町中にある塞(さい)神社。

日本神話に登場するお話の天岩戸(あまのいわと)で天照大神を大胆な舞で誘い出した女神・天鈿女命(あめのうずめのみこと)が、男神・猿田彦命(さるたひこのみこと)と結ばれて、一体神になった猿女命(さるめのみこと)が祀られています。

この逸話から「良縁」、「安産」、「性の病」などにご利益があるとされています。

塞神社内にはお守りやお札などは塞神社に置いていません。徒歩2分の「長田商店」にあります。
書置きの御朱印や各種お守りはもちろん、オモシロお菓子はいかがでしょうか?

「珍せんべい」や「さずかり飴」
このご時世になかなかお目にかかれない攻めたネーミングと形態のスイーツです。ご自身用、もしくはごく親しい友人などお好きな方にお渡してみるのもいいかもしれません。 

2024年は辰年。「龍蛇神社」の金龍のお守り

芦辺町、少弐公園キャンプ場から徒歩3分。海に向かって絶景に立つ「龍蛇(りゅうだ)神社」。

出雲神社から龍蛇神を迎えて祀られたと言われており、近年パワースポットと人気の神社です。
また2024年は辰年。ぜひお参りいただきたい神社の一つです。

お守りや御朱印は徒歩5分ほどの壱岐神社内にあります。
「昇龍御守」が素敵です。金色の龍が付いたキーホルダー型のお守りです。
金龍のパワーをいただいて天まで昇る勢いで頑張れそうな気がします。

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2024年の干支は辰!龍にまつわるパワースポットコース

2024年の干支は辰!龍にまつわるパワースポットコース

詳しくはこちらから

恋愛成就!「小島神社」の御朱印はどこにある?

海の中にぽっかりと浮かぶ「小島神社」は1日の中でも干潮の時間帯の数時間しか渡ることができません。
「壱岐のモンサンミッシェル」といわれ、人気のパワースポット神社となっています。

御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟神である須佐之男命(すさのおのみこと)など。
須佐之男命は、のちに妻となる櫛名田比売命(クシナダヒメ)がヤマタノオロチという大蛇の餌食にされそうになっていたところ、命がけで戦って救ったという逸話があります。
このことから特に恋愛成就や縁結び、他には商売繁盛、開運などのご利益があるといわれています。

さて、恋愛成就と聞いては、ぜひとも御朱印をいただきたいという方も多いのではないでしょうか?
しかし、簡単には手に入りません。きちんと事前に干潮時間を調べて渡れたとしても、小島神社境内では御朱印帳をゲットすることができません。

寄八幡神社にあります。同じ芦辺町内で、車で10分ほどの場所です。
前述にもあるとおり、壱岐には多くの神社があり、1人の宮司さんがいくつかの神社を兼任しているのです。
小島神社と寄八幡神社は同じ、宮司さんが管理しています。(兵主神社と高御祖(たかみおや)神社 も)

「月讀神社」では魔除けこけしムクリコクリ

地図でみるとちょうど壱岐の真ん中あたりにある月讀(つきよみ)神社。
ヒノキ林の中にある石段の先にあります。日本書紀には、京都の松尾神社内にある月讀神社は、県主(あがたぬし)の先祖である忍見宿禰(おしみのすくね)が分霊したものと記されており、全国に点在する月讀神社の総本社とされています。

御祭神は月讀命(つくよみのみこと)。邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)によって、天照大御神の次に産まれたとされています。月を司る神として崇められ、月の暦を数える神と評されることもあります。月を「ツキ」といい、運を呼び込む神とも考えられています。
安産、健康、病気平癒のほか、豊作、大漁、商売繁盛などの御利益があるとされています。

お守りもたくさんあり、特に金運や厄除けのお守りが多いです。
月讀神社でぜひ見ていただきたいのは「魔除けこけし」。自然木の上部を削って作られた手作り品で、鬼の形に模した「ムクリコクリ」人形です。
壱岐島は鎌倉時代、元寇の合戦となった地です。
その時襲ってきたのが「蒙古・高句麗連合軍」、つまり「ムクリコクリ」。玄関や神棚に飾ると魔除けになるとのことです。

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月讀神社でご祈祷「壱岐島ファクトリー」の革製品

月讀神社でご祈祷「壱岐島ファクトリー」の革製品

壱岐島内で革小物を製造している「壱岐島ファクトリー」。商品の完成後に月讀神社でご祈祷してもらった「お守りケース」や「御朱印帳ケース」、また月讀神社の金運のお守りが入った「お財布」などを販売しています。

月讀神社と同じ芦辺町内にあり、車で10分くらいで行くことができるので、あわせて行ってみてはいかがでしょうか?

「壱岐島ファクトリー」の商品はこちらから

お導きの神「住吉神社」で交通安全のお守りを

芦辺町内にあり、神社としては珍しく道を下った場所に鎮座する壱岐の「住吉神社」
大阪の住吉大社をはじめ、下関、福岡と並び「日本四大住吉」と称される格式高い神社です。

御祭神は住吉三神の底筒男神(そこつつのおかみ)・中筒男神(なかつつのおかみ)・表筒男神(うわつつのおかみ)。
古くから海上交通の神様として信仰されており、「交通安全」に関するお守りも多数あります。

田口家の乗用車や軽トラからトラクターに至るまですべてに住吉神社の交通安全のお守りが付いており、毎年年始に買い替えています。
そして何を隠そう、移住4年目の筆者、田口は大阪市住之江区出身、住吉神社は実家から自転車で5分の場所です。
 

まとめ

島全体がパワースポットといわれる壱岐島。
ここで出会った一期一会のお守りとの出会いをお見逃しなく…

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